2017年01月23日

第88回映画批評 ジャズトランぺッターから見た『ブルーに生まれついて』と『MILES AHEAD』 【短縮版】(後編)

【前編】『ブルーに生まれついて』の続きです。
【後編】は『MILES AHEAD』について、この意味の解らない映画が、
結局どういう映画だったのか本質的な部分に迫ります。
また、ジャズをあまり知らないと気付けないギャグについても言及しています。
本編を観ていまいちピンとこなかった方は是非お聴きください。
※この批評は、全体を短くまとめた縮小版になります。
 完全版をお聴きになりたい方はコチラからどうぞ。

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エレクトリック・マイルスを代表する作品であり、問題作の一つでもある、『ON THE CORNER』です。
posted by 民朗 at 22:55| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第88回映画批評 ジャズトランぺッターから見た『ブルーに生まれついて』と『MILES AHEAD』 【短縮版】(前編)

第88回の映画批評は、ジャズトランぺッター映画二本立て!
『ブルーに生まれついて』と『MILES AHEAD』です。
度々お話ししている通り、私は趣味で普段はジャズトランペットを演奏していて、
一般の方よりかはジャズに知見がありますので、その点を踏まえて批評してみました。
【前編】では『ブルーに生まれついて』の黒人と白人の逆転現象等について話しています。
【後編】は『MILES AHEAD』について、結局どういう映画だったのか本質的な部分を話します。
※この批評は、全体を短くまとめた短縮版になります。
 完全版をお聴きになりたい方はコチラからどうぞ。

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posted by 民朗 at 22:47| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月29日

民朗が選ぶ2016年新作映画ベスト20

さて、先日に発表した新作映画ワースト10に続き、今年の新作映画ベスト20を発表します。
今年は昨日更新した小説ベスト10とは真反対に、邦画が沢山ランクインした年となりました。各方面で既に言われていますが、今年は邦画復興の年だったと言えるでしょう。別にガラパゴス化している訳ではなく、非常にレベルが上がってきているのだと実感します。以前では観る前から嫌気がさしていた漫画の映画化も、とりあえず観てみないと判断できない状況になりましたね。

以下「映画名」(監督)です。

2016年新作映画ベスト20
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posted by 民朗 at 20:52| ランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月28日

民朗が選ぶ2016年小説ベストテン

今年も残りわずかとなりましたね。
もう映画のベスト10に先立ち、今年も小説ベスト10を発表します。
今年はとにかくある大作に手を出したが為に、トータルで読んだ作品数は非常に減りました。ついに念願の文庫化された『ノートル=ダム・ド・パリ』は来年読みたいですね。
以下「タイトル」(著者)です。

※注意
・新刊の年間ベストではありません。旧作というか古典も含みます。
・小説としていますが、ノンフィクション作品も含みます。
・あくまで私が1年間に読んだ小説のベストです。お勧め作品くらいのニュアンスで受け取って戴けると良いかと思います。

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ラベル:小説 ランキング
posted by 民朗 at 20:54| ランキング | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年12月21日

民朗の今年読んだ小説ベスト『ジャン・クリストフ』の紹介

『ジャン・クリストフ』は人生。


はてさて、今年読んだ小説で最高に素晴らしかった『ジャン・クリストフ』について紹介するのですが、出だしから変な感じで始めてしまった。ただ、これが本作を読んだ率直な感想でした。
本作について簡単に言いますと、主人公は楽聖・ベートーヴェンをモデルとしているジャン・クリストフという男です。彼が生れた瞬間(!)から、人生を終えるその瞬間までを丹念に描いた長大な大河小説です。尚、この小説によって作者であるロマン・ロランはノーベル文学賞を受賞しています。(フランス人としては3人目、小説家としては初の快挙)

本作は、ジャン・クリストフという男が、いかにしてこの世に生を受け、幼少期を過ごし、音楽に目覚め、青年期で恋におち恋に破れ、社会に反抗し反撃され、挫折し絶望を味わい、それでも戦い続け、音楽に一身を捧げ、そして死んでゆくまでを本当に緻密に描いています。正に一人の人生そのもの。読了したその瞬間、まるで長年親しんだ友人を亡くしてしまった様な喪失感すら感じてしまいました。
そしてその男、ジャン・クリストフの人生は、一言で言うと戦いそのもの。あらゆる絶望的状況にも負けず、あらゆることに戦いを挑み続ける姿には、あらゆる人が励まされること必死です。

また芸術を描いた作品としても非常に優れています。芸術を生み出すことの苦悩、芸術性を追求するのが是か・大衆性を求めるのが是かという永遠のテーマ、批評家からの攻撃に対する批判と親愛、ミューズの必要性、等々……。芸術を作る側・味わう側に関わらず、芸術に少しでも携わっていると思われる方には読んで絶対に損はしないと断言出来る程の深い思慮に富んでいます。

翻訳は岩波文庫版『レ・ミゼラブル』の翻訳など、名訳が多いことで知られる豊島与志雄さんです。
尚、私は小説を読んでいて覚えときたい名句をノートに書き溜めている、少し変な癖がある人間(単に忘れやすいだけ)なのですが、本作は今まで読んだ小説の中で、最も名句を抜き出した数が多い作品になりました。折角なので、下の方に全て書き写していますが、結構な分量になっているので、すべて読んで下さる奇特な方以外の為に、特にすげえな!と思った文章を少しだけ紹介します。気になったら是非書店でお買い求めください!




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posted by 民朗 at 18:56| 小説 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする