2016年07月19日

第83回映画批評 『ファインディング・ドリー』 世界最高のアニメーションスタジオに見る盛者必衰の理

第83回の映画批評は、前作から13年振りとなる続編『ファインディング・ドリー』です。
PIXARの続編映画としては遂に5作目となる本作(但し、『モンスターズ・ユニバーシティ』は前日譚)、
毎度作品の質の高さには驚かされるものの、その路線が果たして正しいものなのか……?
そんな危惧を胸に抱きつつ批評してみました。
オープニングではエメ公の最新作『ID4:リサージェンス』と、コメディ映画『セトウツミ』について話しています。
ご意見、ご感想、アドバイス等がございましたらメールアドレスまで宜しくお願いします。





批評の補足ですが、PIXARは続編映画の製作は『Mr.インクレディブル2』を最後にすると明言しています
但し、PIXARは3年前にも同じことを言っておきながら、『カーズ3』『トイ・ストーリー4』を予定しているので、
この発表も少々眉唾ものかも知れませんね。

今回の批評には、下記の本を参考にしました。
PIXARの前身がルーカスフィルムにあった頃から、『レミーのおいしいレストラン』辺りまでの歴史が
詳細に描かれているので、ご興味のある方は是非どうぞ。形態も文庫なので手を出し易いかと。

posted by 民朗 at 18:00| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年05月02日

第82回映画批評 『ズートピア』にはディズニー・スタジオの「実力」と「限界」を同時に感じる

第82回の映画批評は、批評家からも観客からも高評価で話題の『ズートピア』です。
ディズニー・スタジオのアニメ映画としては、アナ雪の興行収入を抜き、歴代一位らしいですね。
ファミリー映画でありながら人種差別をテーマとして扱う等、とにかく完成度が高い!
そう断言できる作品だったにも関わらず、ある気になった点が……?
アメリカ国内の政治状況を交えつつ批評してみました。
ご意見、ご感想、アドバイス等がございましたらメールアドレスまで宜しくお願いします。





ラジオを録った後に、ちょろっと検索してみたのですが、
やっぱりズートピア市長をオバマ大統領と照らし合わせるレビューがワシントン・ポストにありました。
‘Zootopia’ and the limits of the Obama presidency
タグ:ズートピア
posted by 民朗 at 20:46| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月16日

『サウルの息子』の批評の補足 アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の紹介


本日、アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『サウルの息子』の批評をアップしました。
映画をご覧になった方や、批評を聴いて下さった方への補足として、以前に私がポーランド旅行の際に、アウシュヴィッツに訪れた写真をご紹介します。
(複写したものなので画質は結構悪いです。ご容赦下さい)

アウシュヴィッツ=ビルケナウ強制収容所の説明は、訪問当時(2011年)にガイドして戴いた中谷剛さんのガイドの内容と、国立オシフィエンチム博物館の案内書に基づきます。
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posted by 民朗 at 23:48| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

第81回映画批評 『サウルの息子』は強制収容所の地獄を“地獄のまま”見せつける

第81回の映画批評は、本年度のアカデミー賞外国語映画賞を獲った『サウルの息子』です。
数多くの強制収容所を描いた映画がある中で、今まではアラン・レネの『夜と霧』こそが、
その最高傑作と疑わなかった私としては、本作はそれに並ぶ傑作だと感じました。
今までの強制収容所モノの映画と本作が決定的に違っている点とは?
主人公であるサウルのキャラクター性を織り交ぜながら批評しました。
オープニングではダニー・ボイル監督の意欲作『スティーブ・ジョブズ』について話しています。
ご意見、ご感想、アドバイス等がございましたらメールアドレスまで宜しくお願いします。



posted by 民朗 at 11:16| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2016年04月03日

アニメ放送記念? いま一度『僕のヒーローアカデミア』の主人公・緑谷出久を読み解く

今回は久々に漫画について更新したいと思います。
以前に私はジャンプで連載されている『僕のヒーローアカデミア』(以下ヒロアカ)を紹介したことがあってですね。あの時は、まだ連載が始まって間も無い頃で、「打ち切りの可能性もある」なんて書きましたが、その後、ご存知の方もいらっしゃるでしょうが、第1回「次にくるマンガ大賞」1位に輝きTVアニメ化(2016/4/3〜)もされる程の人気っぷりを見せています。

……が、しかし。最近、ネットやTwitterでは現在の『ヒロアカ』の展開に少なからず違和感を抱いている方が多いようなのです。批判が多いのは、人気作の宿命とは言え、私としてはその批判に「そうかな?」と疑問を持ってしまったので、今回更新することとしました。続きを読む
posted by 民朗 at 21:49| 漫画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする