2015年04月17日

第71回映画批評 『インヒアレント・ヴァイス』を観る前に ― トマス・ピンチョンとPTAの関係性

第71回の映画批評は番外編!ポール・トーマス・アンダーソン監督の最新作『インヒアレント・ヴァイス』
の原作『LAヴァイス』の原作者トマス・ピンチョンについてです。
現代、アメリカ最大の巨匠とも言われる小説家、トマス・ピンチョン。
難解と言われる氏の小説と、物事の拡散の度合いを表す“エントロピー”の概念について中心に話しました。
これを聴くと『インヒアレント・ヴァイス』を観た時に難解さがやや減るかも……?知れません。
前回、「今度は気楽なB級映画を批評する」と言いましたが、スマン、ありゃウソだった。
ご意見、ご感想、アドバイス等がございましたらメールアドレスまで宜しくお願いします。






トマス・ピンチョンを初めて読むならばボリューム的にもコレがお薦めです。


私見、トマス・ピンチョンの最高傑作『メイスン&ディクスン』。時間があったら是非読んでみて下さい。


posted by 民朗 at 22:50| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月14日

第70回映画批評 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』 自尊心という名の毒

第70回の映画批評は第87回アカデミー賞の作品賞に輝いた『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』です。それにしても長い題名ですね。
「愛されたい」「評価されたい」「注目されたい」といった様な自尊心の危うさを描いた映画だと評価しました。
レイモンド・カーヴァーの原作『愛について語るときに我々の語ること』を併せて批評してみました。
オープニングではウォシャウスキー姉弟のバカSFアクション映画『ジュピター』について話しています。
ご意見、ご感想、アドバイス等がございましたらメールアドレスまで宜しくお願いします。






批評の中で言及している本作の脚本は簡単にネットで読めますので良ければご参考に。
Birdman Script.jpg


短編小説の名手であるレイモンド・カーヴァーによる原作『愛について語るときに我々の語ること』
約30ページの短編なのでサラッと読めますよ。


但し、上記作品はわりと暗めのテイストの短編が殆どなので、
個人的にカーヴァーを初めて読む方には『ぼくが電話をかけている場所』をお勧めします。



以前に聴いたことのあったアントニオ・サンチェスのリーダー作『Migration』
サイドマンもラテンアメリカ勢を中心に豪華で中々素晴らしいです。
posted by 民朗 at 21:16| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする