2015年03月31日

第69回映画批評 『くちびるに歌を』 誰がために歌うのか

第69回の映画批評はド直球の青春音楽映画『くちびるに歌を』です。
万人にお薦め出来る良作と思いましたが、ある理由により私には特別に思い入れのある作品になりました。
今回はオールタイムベスト級の作品だったので、批評の熱量が高い(≒ダラダラ長い)回になっております。
お時間に余裕のある方は批評の最後まで付き合ってやって下さい。
ご意見、ご感想、アドバイス等がございましたらメールアドレスまで宜しくお願いします。





批評の中で話している自閉症(スペクトラム障害)について、
最近読んでおススメの本を参考までに以下に挙げておきます。

1.自閉症の僕が跳びはねる理由


重度の自閉症でありながら、訓練によりタイピングでコミュニケーションが可能になった東田直樹さんの著作。世界各国でも翻訳されベストセラーとなっています。
私達と意志の疎通が難しい自閉症の方々が“一体何を考えているのか”、この本を読めば一発で判ります。
結論から言うと、健常者となんら変わらない様に考えているんですけどね。寧ろ、健常者の無理解によって、悩み、傷ついていることが多いんです。

あまり良い観方ではないですが、YouTubeにNHKが東田直樹さんについて特集した番組『君が僕の息子について教えてくれたこと』がアップされていますので、こちらもお薦めです。




2.自閉症スペクトラムとは何か: ひとの「関わり」の謎に挑む


自閉症の基礎研究の立場から、初歩的な所から丁寧に解説しているので大変判り易い本です。
自閉症を単に「自分の心の殻に閉じこもる」病気と思っている方、自閉症が何故起こるのか知らない方、自閉症(ASD)や注意欠陥/多動性障害(ADHD)、知的発達障害(IDD)、アスペルガー症候群、等の症状の違いが良く分からない方、等にお薦めします。
posted by 民朗 at 22:39| 映画批評 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする